ユーロパレットとは?サイズ・規格・EPALの基礎知識と11型との違いを解説

ユーロパレットとは?サイズ・規格・EPALの基礎知識と11型との違いを解説

ユーロパレットとは何か|サイズ・規格・用途を初心者向けに解説

ユーロパレットとは、主にヨーロッパで使用されている標準規格のパレットで、サイズは1200mm × 800mmです。国際物流で広く使われており、輸送・保管・積み替えを効率化するために設計されています。

日本では11型パレット(1100×1100mm)が一般的ですが、ユーロパレットは欧州との取引や国際サプライチェーンにおいて重要な役割を持っています。

この記事でわかること

  • ユーロパレットの基本的な意味
  • サイズ・規格・特徴
  • どんな場面で使われるのか
  • 日本のパレットとの違い
スポンサーリンク

ユーロパレットの基本仕様

ユーロパレットは単なる木製パレットではなく、サイズや品質が厳格に統一された規格品です。

ユーロパレット サイズ 1200×800mm の形状
項目内容
サイズ1200mm × 800mm
高さ約144mm
材質木製
最大積載荷重約1500kg(均等荷重)
フォーク差し込み4方向

この規格により、異なる国や企業間でも同じ条件で物流を行うことが可能になります。

EPAL規格とは何か

ユーロパレットは「EPAL(European Pallet Association)」という団体によって管理されています。認証を受けたパレットには専用の刻印があり、品質や強度が保証されています。

  • EPALロゴ(楕円マーク)
  • 製造者コード
  • HT(熱処理)マーク
ユーロパレット EPAL刻印の実物写真

特にHT処理は、木材梱包材の国際基準(ISPM No.15)に適合している証明であり、輸出入において重要な条件となります。

なぜユーロパレットが使われるのか

ユーロパレットは、単にサイズが違うだけでなく、物流効率を高めるために設計されています。

  • サイズが統一されているため積載計算がしやすい
  • 長方形のためコンテナ内で無駄が少ない
  • 再利用・回収の仕組みが整っている
  • 欧州全体で共通規格として使われている

このように、物流の「共通言語」として機能している点が最大の特徴です。

どんな場面で使われるのか

ユーロパレットは主に以下のような場面で使用されます。

  • ヨーロッパ向けの輸出貨物
  • ヨーロッパからの輸入貨物
  • 自動車部品など国際物流が前提の製品
  • グローバル企業のサプライチェーン

欧州では倉庫・トラック・コンテナすべてがこの規格を前提に設計されているため、非常に高い効率で運用されています。

日本のパレットとの違い

日本で一般的な11型パレットと比較すると、ユーロパレットにはいくつかの違いがあります。

項目ユーロパレット11型パレット
サイズ1200×800mm1100×1100mm
形状長方形正方形
主な使用地域欧州・国際物流日本国内
流通量欧州で非常に多い日本で主流

ユーロパレットはコンテナ内での配置効率に優れていますが、日本国内の輸送・保管では11型のほうが使いやすい場面も多くあります。

コンテナ積載との関係

ユーロパレットは長方形のため、コンテナ内で効率よく配置できます。その結果、11型パレットよりも多く積載できるケースがあります。

  • 20ftコンテナ:約11枚
  • 40ftコンテナ:約23〜24枚

一方で、国内物流との接続まで考えると、パレットの載せ替えが必要になる場合もあります。

コンテナのサイズや積載量の全体像については、 海上コンテナのサイズと積載量を完全解説 もあわせて確認すると理解しやすくなります。

スポンサーリンク

まとめ|ユーロパレットは国際物流の標準規格

ユーロパレットは、欧州を中心に使われる標準規格パレットであり、国際物流を効率化するために設計されています。

  • サイズは1200×800mm
  • EPALによる品質管理
  • コンテナ積載効率が高い
  • 欧州物流の基準として機能

国内と海外ではパレットの考え方が異なるため、それぞれの特徴を理解して使い分けることが重要です。

スポンサーリンク

関連記事

参考外部リンク

2026年3月30日 | 2026年3月29日