11型パレットはコンテナに何枚入る?20ft・40ftの積載数と計算方法を解説

11型パレットはコンテナに何枚入る?20ft・40ftの積載数と計算方法を解説

【結論】20ft・40ftコンテナに11型パレットは何枚入るか

コンテナに積載できるパレット枚数は、サイズと配置によって決まります。日本の物流で広く使われている11型パレット(1100×1100mm)を基準にすると、一般的な目安は以下の通りです。

  • 20ftコンテナ:約10枚
  • 40ftコンテナ:約20〜21枚

この枚数はコンテナ内寸、作業スペース、荷崩れ防止を考慮した実務ベースの数値です。理論値よりも安全性と作業性を優先して決められています。

コンテナのサイズや重量制限の全体像を把握しておきたい方は、 海上コンテナのサイズと積載量を完全解説|20FT・40FT・40HCの規格と実務目安 もあわせて確認しておくと理解しやすくなります。

11型パレットとユーロパレットのコンテナ積載比較図 日本で一般的な11型パレットとユーロパレットを、20フィートおよび40フィートコンテナの内寸に同一縮尺で当てはめた比較図です。 11型パレットを基準に見るコンテナ積載比較 日本で一般的な11型パレットを主役に、ユーロパレットとの差を同一縮尺で比較した図です。 11型パレット(1100×1100mm) ユーロパレット(1200×800mm) 20ftコンテナ比較 内寸 約5898×2350mm を縮尺で比較 20ft × 11型パレット 約10枚 11型パレットは日本国内の物流現場で広く使われる標準サイズです。 20ft × ユーロパレット 約11枚 ユーロパレットは長方形のため、コンテナ内で効率よく配置しやすい形状です。 40ftコンテナ比較 内寸 約12032×2350mm を縮尺で比較 40ft × 11型パレット 約20〜21枚 40ftでは11型パレットを20枚前後積む構成が基本になります。 40ft × ユーロパレット 約23〜24枚 ユーロパレットは比較対象として見ると、配置効率の違いが分かりやすくなります。 注記:枚数は一般的なドライコンテナ内寸と代表寸法から見た目安です。 実際は貨物形状、重量、荷崩れ防止、作業余白で変動します。

コンテナ内寸とパレットサイズの関係

パレットの積載枚数を理解するためには、コンテナ内寸とパレット寸法の関係を把握することが重要です。

項目長さ(mm)幅(mm)
20ftコンテナ(内寸)58982350
40ftコンテナ(内寸)120322350
11型パレット11001100

この寸法から、幅方向に2枚(1100mm×2=2200mm)、長さ方向に複数列を配置することで、積載枚数が決まります。幅2350mmに対して11型では2200mm使用となるため、約150mmの余白が生まれます。

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20ftコンテナに11型パレットは何枚入るか

20ftコンテナでは、幅方向に2枚(1100mm×2=2200mm)を配置し、長さ方向に約5列並べることで、合計約10枚が基本となります。

幅2350mmに対して2200mmを使用するため、約150mmの余白が生まれます。この余白は荷崩れ防止や作業スペースとして必要なため、無理に詰めることはありません。

理論上はさらに詰めることも考えられますが、実務では安全性・作業性を優先し、10枚が標準的な積載数として扱われます。

40ftコンテナに11型パレットは何枚入るか

40ftコンテナでは、基本的に20ftの約2倍の長さがあるため、10枚×2の構成で約20枚が基準となります。

配置を工夫することで21枚近くまで積載できるケースもありますが、貨物形状や固定方法によって調整が必要になるため、まずは20枚を基準に考えるのが実務的です。

なぜ隙間が生まれるのか

コンテナ内にパレットを並べると、どうしても隙間が発生します。これは無駄ではなく、輸送品質を維持するために必要な要素です。

  • コンテナ内壁の構造による制約
  • 荷崩れ防止のためのクリアランス
  • フォークリフト作業スペースの確保
  • ドア付近のデッドスペース

このため、単純な面積計算ではなく「安全に運べる配置」が優先されます。

重量制限にも注意が必要

パレット枚数だけでなく、コンテナの重量制限も重要です。一般的には以下の範囲で管理されます。

  • 20ftコンテナ:約28トン前後
  • 40ftコンテナ:約26〜28トン前後

貨物が重い場合は、スペースが余っていても重量制限によって積載できなくなることがあります。特に金属製品や機械部品では重量が先に制約となるケースが多く見られます。

ユーロパレットとの違い

ユーロパレット(1200×800mm)は長方形のため、コンテナ内で効率よく配置しやすく、以下のような積載数になることがあります。

  • 20ft:約11枚
  • 40ft:約23〜24枚

ただし、国内の保管・輸送・回収まで含めた運用を考えると、11型パレットのほうが扱いやすい場面が多くなります。

まとめ|11型パレットを基準に考えると理解しやすい

コンテナに積載できるパレット枚数は、単純な面積ではなく、寸法・安全性・作業性によって決まります。

  • 20ft:11型パレット 約10枚
  • 40ft:11型パレット 約20〜21枚

この基準を押さえておくことで、輸送計画や見積もりの精度が上がります。さらに詳細な積載設計では、貨物サイズや重量、固定方法も含めて検討することが重要です。

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2026年3月30日 | 2026年3月29日