日本とEPAを締結している国・地域一覧【2026年1月6日時点最新版】

日本とEPAを締結している国・地域一覧【2026年1月6日時点最新版】

日本は、貿易や投資を円滑に進めるため、多くの国・地域とEPA(経済連携協定)を締結しています。
EPAは関税の撤廃・削減だけでなく、サービス貿易、投資、人の移動、知的財産など、幅広い経済分野を対象とする点が特徴です。

一方で、日本のEPAは数が多く、二国間協定と多国間協定が混在しています。そのため「日本はどの国とEPAを結んでいるのか」を一覧で把握したいというニーズは非常に高く、実務でも確認用の資料として参照される場面が少なくありません。

この記事では、2026年現在、日本がEPAを締結・発効している国・地域を、地域別に整理して紹介します。解説は最小限にとどめ、一覧性と最新性を重視しています。

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EPA(経済連携協定)の位置づけ

EPAは、自由貿易協定(FTA)の内容を含みつつ、より広い分野まで踏み込んだ協定です。
日本では、二国間協定の多くがEPAという名称で締結されており、ASEANやEUなどとの包括的な多国間EPAも存在します。

なお、同じ国に対して複数の協定(EPA、RCEP、CPTPPなど)が同時に適用可能なケースもあり、実際に利用する協定は、関税率や原産地規則を踏まえて選択する必要があります。

日本が締結している多国間EPA

ASEAN・欧州・環太平洋地域

協定名相手国・地域補足
日本–ASEAN包括的経済連携協定ASEAN
→インドネシア
→マレーシア
→フィリピン
→シンガポール
→タイ
→ブルネイ
→ベトナム
→ラオス
→ミャンマー
→カンボジア
多くの国で二国間EPAと併存
日本–EU経済連携協定欧州連合(EU)(27か国)欧州向け輸出で利用頻度が高い
CPTPPCPTPP
→豪州
→カナダ
→チリ
→メキシコ
→NZ
→ペルー
→シンガポール
→ベトナム
→マレーシア
→ブルネイ
高い水準の自由化

日本が締結している二国間EPA(地域別)

アジア地域

国名協定種別他の協定との重複
シンガポール二国間EPAASEAN、CPTPP、RCEP
マレーシア二国間EPAASEAN、CPTPP、RCEP
タイ二国間EPAASEAN、RCEP
インドネシア二国間EPAASEAN、RCEP
ブルネイ二国間EPAASEAN、CPTPP、RCEP
フィリピン二国間EPAASEAN、RCEP
ベトナム二国間EPAASEAN、CPTPP、RCEP
インド二国間EPARCEP非参加
モンゴル二国間EPA単独EPA

欧州地域

国名協定種別他の協定との関係
英国二国間EPAEU離脱後に締結
スイス二国間EPAEUとは別枠

中南米・オセアニア地域

国名協定種別他の協定との重複
メキシコ二国間EPACPTPP
チリ二国間EPACPTPP
ペルー二国間EPACPTPP
オーストラリア二国間EPACPTPP、RCEP
日本とEPAを締結している国・地域(概念図) アジア ASEAN諸国 インド モンゴル 欧州 EU加盟国 英国 スイス 中南米・オセアニア メキシコ チリ ペルー オーストラリア 日本 アジア地域(EPA) 欧州地域(EPA) 中南米・オセアニア(EPA) 注:本図はEPA締結地域の把握を目的とした概念図です。実際の適用は協定内容・品目別規則に従います。

同じ国でも複数の協定が使える点に注意

ASEAN諸国やオーストラリア、ベトナムなどでは、二国間EPAに加え、RCEPやCPTPPが同時に利用可能です。そのため、単にEPAがあるかどうかではなく、どの協定が最も有利かを比較する視点が重要になります。

実務では、関税率だけでなく、原産地規則の満たしやすさや証明方法の違いが、協定選択の決め手になることも少なくありません。

利用時の注意点

この一覧は、あくまで協定の締結・発効状況を整理したものです。実際にEPAを利用する際は、以下の点を必ず確認する必要があります。

・協定の発効日と適用開始日
・品目別規則(PSR)の内容
・自己申告制度か第三者証明か

最新の情報や詳細な条件については、公式情報を参照することが前提となります。

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まとめ

日本はアジア、欧州、中南米を中心に、多数の国・地域とEPAを締結しています。地域別に整理することで、協定の全体像や重複関係を把握しやすくなります。本記事は確認用の一覧として活用し、詳細な仕組みや使い分けについては、EPA解説記事やRCEPとの比較記事を併せて参照すると、理解がより深まるでしょう。

参考外部リンク(日本のEPA一覧・公式情報)

日本政府・一次情報(必須)

税関・実務向け(原産地規則・利用条件)

企業・中小事業者向け支援(補助的)

国際機関・横断比較用(補足)

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2026年1月6日 | 2026年1月12日