【フラクショナルCO2レーザー】ニキビ跡は改善するのか?その1(予約~治療当日)

ニキビ・ニキビ跡

ニキビの跡が気になる、改善したい!

このページはニキビ跡の治療を検討している方に向けた記事です。

顔は第一印象に直結しやすい

好きな人や、気になる人と会う時など人と出会う時や、採用面接や、初対面の人と会う時、自分の容姿は気になってしまうものです。顔はその人を思い浮かべる時、頭の中で一番最初に映像化されるほど結び付けられます。

手入れのされてないムダ毛や、荒れた肌、フケ症に清潔感を感じる事はありません。逆に、清潔感があるルックスは、人柄に問題がない限り好印象として受け入れられます。

ニキビ跡は目立つ!

頬は顔の中でも一番面積を占めるので、肌の健康具合がすぐにわかってしまいます。中でも、ニキビやニキビの跡は非常に目立ちます。ニキビは時間経過と正しいケアを行う事で改善しますが、ニキビの跡は簡単には修復しません。

よくオレンジスキンや、クレーターなどは表面が凹凸になるので影が生まれるので肌の色と異なるカラーが点在するので、ポツポツとした跡がアクセントになってしまい、きれいな肌に見えなくなってしまいます。

ニキビ跡を改善方法

気になるニキビ跡を少しでも良くしたい、さらにはニキビ跡を消すことができれば!と思う方は多いはず。ネットで調べたことがある方は色々な改善方法や治療方法を目にしたことがあるかもしれません。

1. 化粧水によるケア

気軽に、自分の確保できる時間で対策できるのが化粧水によるニキビ跡のケアです。病院やエステなどと異なり、予約や時間の確保を予定だてる必要なく始める事ができます。これは習慣として続けるうえで大きなメリットになります。

化粧水によるニキビ跡ケアのデメリットは、実際に効果が表れるか、自分で判断しにくく、判断する期間も長期に渡りやすい事でしょう。また有効成分が多く含まれていると価格もお手ごろではなくなってしまいがちです。

2. 洗顔、クリームによるケア

SNSやライン、ニュースサイトなどの広告に「塗るだけでニキビ跡が消える」、「1ヶ月で凸凹な顔がつるつるの顔に」といったような文言が表示されることがあるかもしれません。

このような商品も自己ケアになるので、化粧水によるケアと同様に自分の都合でスケジュールを組めるのが大きなメリットです。デメリットも化粧水と同様に自分の体質に合っているか分かりにくく、改善を得るまでの期間が分かりにくい点です。

ただ、気をつけておきたいのは過剰な効能の表示をしている製品について試すのは控えたほうがいいかもしれません。「洗顔するだけ・塗るだけ」、「すぐに消える!・2週間で!」と宣言できるほどニキビ跡のケアは容易ではありません。

3. 保険治療

皮膚科のある病院では、ニキビ跡の治療について診療してくれるところもあります。ですが、主に現状発生しているニキビに対しての治療や、ニキビ予防についての診療が主で、頬にある凹凸についての治療を行ってくれる病院は少ないでしょう。

4. 自由診療

レーザーによる治療、針による治療などは保険での治療が現在できません。これらは自由診療になります。自由診療による治療は皮膚科や、美容クリニックなどで提供されています。

メリットは、専門知識のあるカウンセラーや担当医が、個々の体質に合わせた治療法を提案してくれることや、改善までの期間が分かりやすい点です。デメリットは、自由診療になるので、治療代は100%自己負担になるため安価ではないことです。

フラクショナルCO2レーザーによるニキビ跡の改善を検証

自由診療にあたる、フラクショナルCO2レーザーはニキビ跡の治療として有名です。美容に対して支払う事の出来る金額は人それぞれですが、お手ごろな価格で出来る治療とは言えない方の方が多いでしょう。

フラクショナルCO2レーザーとは?

フラクショナルCO2レーザーは、機材の設置されている皮膚科や美容クリニックで治療を受ける事ができます。この治療は、非常に細い炭酸ガスで構成されたレーザーを用いて治療部位に向け放射し、非常に小さい穴型のキズを作ります。

この穴を修復しようとする際に行われる回復の過程で徐々に肌が古い肌から、新しい肌へ生まれ変わるのを促します。治療を行う施設によっては、この細く空いた穴に美容効果を促す製剤などを浸透させて相乗効果を期待させる方法をとることも可能です。

美容効果を促す製剤として今回治療を行った医院では、グロースファクター溶液を使用し、アンチエイジング効果を期待します。

品川美容外科(品川スキンクリニック)でニキビ跡治療

東京には、数々の美容外科や美容クリニック、皮膚科がありますが、口コミや評価を基準に独断と偏見で、品川美容外科をチョイスしました。理由は、ほぼ口コミです。フラクショナルCO2レーザーの治療もおこなっているようです。

治療後すぐにニキビ跡が改善されるとは思えないので、長期的に数度通う必要があるのであれば、全国多々に店舗が旅行先や出張先でも対応できるので、治療の期間を維持することもできます。

ニキビ跡治療の予約から当日案内まで

カウンセリングの予約

受けてみたい治療がおおよそ固まってきたら、カウンセリングの予約を行います。ウェブサイト上に掲載されているフリーダイヤルに電話をかけるか、情報を入力するWebフォームから予約する事ができます。

カウンセリングまでのプロセスは、電話でもWebフォームでも変わりませんが、混み具合の高い時間もあるので電話であれば確定して案内できる時間がすぐわかるので、電話の方が今後のスケジュールを立てやすいかもしれません。

予約した日にそのままニキビ跡の治療もおこなうかどうか聞かれることがありますが、それはカウンセリングの後に受けるのもいいですし、一度考えてから返答するでもいいでしょう。ご自身の都合に合わせるのが一番です。

カウンセリング当日

問診票を記入

予約したカウンセリングの日が来たら、まず受付に向かい問診票を記入します。自由診療なので、保険証は必要ありません。記入事項に内容を記載したら、受付の方に返します。番号札を渡されるので、呼ばれるまで待ちます。

BMC会員になるべきか?

BMC会員登録などの案内もあるかと思いますが、治療は1回で完了するのは難しいので数回通う事を検討しているのであれば加入していた方が、支出は安く済みます。

カウンセリングの開始

番号を呼ばれたらカウンセリングルームに案内されます。すべての人が同じ手順で案内されるかは分かりませんが、カウンセリング担当者とのカウンセリングか、医師とのカウンセリングが始まります。

実際にニキビ跡をチェックし、ニキビ跡がどのようなタイプで、どのような治療が一番効果を期待できるか提案を受けます。今回は、ダーマペンでの治療と予定していたフラクショナルCO2レーザー治療の提案を受けました。予算的に元々フラクショナルCO2レーザーで検討していたので、こちらを選びました。

ちなみにダーマペンでの治療は、フラクショナルCO2レーザーのような非常に細い物理的な針が付いた専用の機器を、ニキビ跡の治療部分に使用し自然治癒力を期待し凹凸の改善を促進する方法という事でした。

治療内容とオプションの決定

自分が受けたい治療内容が決まったら、オプションのようなものを選択します。今回はフラクショナルCO2レーザーでしたので美容を促す製剤を使用するか、治療の痛みを和らげる麻酔を使用するかなどの選択ができます。

プレミアムとスタンダードの2種類のプランがありますが、スタンダートには美容製剤が付いていません。この美容製剤は「美肌細胞再生製剤」というようでこれを浸透させて皮膚のターンオーバー、つまり一定のサイクルで新しく生まれ変わる肌の代謝を促す液体です。

このオプションはプレミアムを選択するとセットになっています。今回はプレミアムを選択し、麻酔も使用することにしました。また、カウンセリング後に治療を開始することにし、一度カウンセリングを終了します。

医師との面談

この手順はすべて同じ通りになるかは分かりませんが、今回はカウンセリング後に医師と1度面談が設定されました。内容的にはニキビ跡の治療のカウンセリングの内容を元にさらに専門的な意見を伝えられます。

フラクショナルCO2レーザーによるニキビ跡の治療を開始

1. 洗顔する

ニキビ跡の治療の準備ができたら、一度自分で顔を洗います。洗面室に案内されるので、洗顔フォームを使用し汚れと皮脂を落とします。タオルと一緒に、使い捨てのヘアキャップも用意されているので、髪が長くても問題なさそうです。

2. 麻酔を塗布する

麻酔を選択したら、次に麻酔を塗布します。選択していない人はそのまま3の手順に進みます。治療室へ案内されるので、ベッドに仰向けになり髪をまとめてくれます。治療部分が表に見えたら麻酔薬を塗っていきます。

おでこ、頬、鼻、唇周り、顎と顔全体にまんべんなく塗布していきます。麻酔薬は少しひんやりしているので温度に敏感な人は最初だけ少し「びくっ」とするかもしれませんがすぐに慣れると思います。

塗布してからおよそ30分程そのまま安静にします。少しずつ顔の表面筋が鈍くなっていくのを感じますが、時間まで待つことになります。本や携帯を持っておくといいかもしれません。睡眠できるのであれば睡眠しててもいいようです。

麻酔が効いたら表面に残っている麻酔を落とします。最初は拭き取り、残りは自分で洗顔して落とします。若干洗いにくいように感じますが、麻酔が効いているのでいつもと感覚が違います。正面に鏡が用意されていると思うので鏡を見ながらしっかり落としていきます。

3. フラクショナルCO2レーザーを照射していく

次に、台に横になってニキビ跡の治療のためのフラクショナルCO2レーザーを照射していきます。照射する順番が決まっているかどうかは不明ですが頬、顎、口周り、おでこ、鼻、鼻周辺とフラクショナルCO2レーザーを照射していきます。

フラクショナルCO2レーザーの照射時は、目に光が入らないようにカバーで覆います。治療中はまぶたをもちろん開きませんが、光が全く入らない作りになっているようで、真っ暗になります。

フラクショナルCO2レーザーの照射に痛みはあるか?

麻酔を選択するかどうかを迷われる方がいると思いますが、フラクショナルCO2レーザーの痛みに耐えられるかどうかがポイントになると思います。伝える事ができるかどうか難しいところです。

輪ゴムを頬に弾いてあててみると、表面に「パチン」と痛みが走ります。この痛みは面積がフラクショナルCO2レーザーの照射部よりも広いので痛みが分散しています。ですが、フラクショナルCO2レーザーはより範囲の狭い局所的にダメージを与えるので、さらに痛みがはしります。

体験したことがあるなら分かりやすいのですが、一番近い痛覚はレーザー脱毛やフラッシュ脱毛の痛みに近いでしょう。麻酔をしていなければ結構痛覚に痛みが走ります。落ち着いて治療をしたいのであれば麻酔は選択した方が無難です。

フラクショナルCO2レーザーの照射後

フラクショナルCO2レーザーを照射すると、毛や肌が焼けたようなにおいが漂ってきます。軽いやけどを負っている状態です。全体に照射が終わると、一度鏡で照射状態を確認する事ができます。横になっている状態で手鏡を渡されるので自分で確認します。

鏡を見ると、顔は真っ赤になっています。鏡を近づけてよく見て見ると、赤くなっている場所に、白い点々がいっぱいあるのが目に入ります。これはフラクショナルCO2レーザーの照射部分です。

まんべんなく照射されていることを確認してください。照射されていない部分に凹凸などのニキビ跡があっても、照射外であれば治療内容的にみると改善は見込めません。

美肌細胞再生製剤を塗布し、冷却

照射が終了すると、オプションで美肌細胞再生製剤を選択するか、プレミアムであれば、フラクショナルCO2レーザーの照射で空いた穴にこの製剤を塗布していきます。フラクショナルCO2レーザーの照射は痛覚を伴うものでしたが、美肌細胞再生製剤の塗布はさながらマッサージのようで気持ちよさを体感できるでしょう。

フラクショナルCO2レーザーの照射後は、顔全体が熱を帯びていますので、顔全体にこの製剤を塗布し終わると、次にフェイスマスクのような顔を覆うサイズの保冷材のようなもので顔全体を冷却します。

冷却はおよそ15分~20分ぐらいの感覚でしょうか。本やスマホを触ることは難しい状態です。麻酔がまだ効いている状態なので、痛みこそまだ感じにくいかもしれませんが、冷却することでフラクショナルCO2レーザーによる軽いやけどで受けた熱を下げます。

冷却完了で治療の終了

冷却が終わると、残った製剤など落とし、上体を起こします。室内に鏡があるので鏡をみると、真っ赤な自分の顔を確認できると思います。カウンセリングの時に説明があった赤みがこれです。

ここまでが、治療の流れで、およそ1時間~1時間半程度の時間が必要になります。込み具合によっては2時間ぐらいは見ておいていた方がいいかもしれません。

1回では、自分で満足できる改善を得られないと思うので、次の予約も退店時にしておいたほうがスムーズです。

治療終了後の痛みなど

フラクショナルCO2レーザーを照射してしばらく時間がたつと、麻酔が解けていくので、感じていなかった痛みを徐々に感じてきます。ゴムではじいたような痛みと異なり、術後の痛みはヒリヒリ焼けつくような痛みです。

また、顔も赤くなっているので外見上は日焼けしたような見た目になっています。目の部分と周辺は照射していないので、サングラスをかけて日焼けしたような状態です。

術後は、メイクもしない方がいいので、すっぴん状態です。すっぴんの日焼け状態ですので、マスクを着用したりすることで、隠すといいかもしれません。赤みは、1日~2日でおさまります。

経過状態

気になる経過状態などは、その2以降のページを参考にしてください。

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