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フラクショナルCO2レーザーの治療対象
今回のモニターは下のような方です。日頃から顔肌に対するケアはせず、ニキビが非常にできやすい生活を送っており、ニキビを自分でつぶしてできたニキビ跡が頬や鼻に多数存在している方です。
対象は同一人物ですので、治療日当日から1週間の経過状態についてのレポートはこちらの記事をご確認ください。
年齢 | 30代半ば |
性別 | 男性 |
肌質 | 混合肌(皮脂量が多く水分量が少ない) |
日頃のケア | 全くしない |
ニキビ | 非常にできやすい |
肌の状態 | 毛穴が目立っている状態 ニキビを自分でつぶして、できたニキビ跡が大多数 |
コメント | 肌質は混合肌で乾燥しがちですが、目立つ毛穴からは皮脂が多く出るので、夏の暑い日などは洗顔しても顔はすぐにテカリを発しています。 肌の美しさはお世辞にも言いとは言えない状態、ケアも怠っているので治療をせずに自然に治癒するような状態にはありません。 |
今回は、1週間後から4週間後の経過を見ていきたいと思います。1週間から4週間の期間内には、目についてわかるような大きな変化は結論から言うとほとんどないと言えるでしょう。今回はさっと流すようにその変化がどれほどのものかをチェックしていきます。
フラクショナルCO2レーザーによるニキビ跡治療【1週目】
1週間目は、前回の経過レポート最終日と同日になるので、大きな変化は特にありません。
ニキビ跡の頬部分の肌【治療から1週目】
ニキビ跡の鼻部分の肌【治療から1週目】

フラクショナルCO2レーザーによるニキビ跡治療【2週目】
疲れ気味でしょうか、2週目の肌の状態は写真上あまりよくないように見えます。
ニキビ跡の頬部分の肌【治療から2週目】

ニキビ跡の鼻部分の肌【治療から2週目】

フラクショナルCO2レーザーによるニキビ跡治療【3週目】
治療開始から3週間目に、やはりニキビができやすい体質のため、この時点で鼻にニキビによる出血が起きました。通常はこのようなケースは除外しますがニキビができやすい体質によるニキビ跡ですので、今回はそのまま続けました。
ニキビ跡の頬部分の肌【治療から3週目】

ニキビ跡の鼻部分の肌【治療から3週目】
鼻の向かって左側に、ニキビ跡による出血が発生しています。

フラクショナルCO2レーザーによるニキビ跡治療【4週目】
ニキビ跡の頬部分の肌【治療から4週目】

ニキビ跡の鼻部分の肌【治療から4週目】

フラクショナルCO2レーザーによるニキビ跡治療【治療前との比較】
あまり変化をとらえにくい経過ですが、最後に治療前と4週目との比較を見て見ましょう。
ニキビ跡の左頬部分の肌比較

ニキビ跡の右頬部分の肌比較

ニキビ跡の鼻部分の肌

変化があるかというと、確かに治療による効果が少しずつ表れているような状態になっています。しかし、しっかりと確認しなければ分からないようなレベルです。周囲の人が気づけるほどの変化はないように思えます。
また、もともと荒れ気味であったり、トラブルを抱えやすい肌であれば、治療をしたからということで、肌のケアを怠ったばあいは、すぐにトラブルに見舞われる可能性が高くなります。今回のモニターの方も、治療後3週目にはニキビができています。
生活を見直しながら、日々の肌ケアをしっかりと行わなければ、治療効果で求める結果に到達するのが遅れてしまいます。もちろん化粧など、男性よりも日々負荷を与えている場合は、さらにトラブルに見舞われがちです。
1クールでは大きな改善効果は期待できない
ざっくりいうと、そういう事になります。推奨されている3-4クールの治療を続けていくことで、しっかりとした改善を期待できるかもしれません。このあたりは検証を含めて経過報告を続けていきたいと思います。